平成最後の夏を思い出すために

ここ最近いつもより頻繁にブログを更新しているためか、メールやDMで恋愛の相談をいただいております。驚くような件数になってしまい、ほとんど返信できておりません。申し訳ありません。

ほとんどの相談が「彼氏ができない」「結婚に焦っている」「不倫がやめられない」という恋愛に関する内容ですが、共通点は「行動に移せない」ことだと感じました。どうすればいいのか自分では恐らく分かっていても、行動に移せないという方が非常に多いことを知りました。そして「あきらめている」という方も多いです。劣等感が強く、行動に移せないという方です。でもあきらめているなら僕に相談のメールはしないはずです。

せっかく時間を使って送っていただいた悩みに返信できていない代わりに、短めですが文章を書かせていただきました。お時間あるときにお付き合いください。

 

 

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神様は残酷な世界を創られました。

女性は世界中どこに行っても男性とはくらべ物にならないくらい見た目で判断される残酷な世界を生きています。しかも幼少のころから。

これはもう疑いようのない事実であり、顔やスタイルがいいとそれだけで得をする仕組みになっています。これは大昔から続いていることで、この先僕たちが死んでも変わることはないと思います。

幼少時代、学生時代、バイト、面接、社会人。どれをとっても美人は多くの援助や優遇や選択肢を与えられて生きています。生きている世界の広さ、見えている景色の高さが違うのです。

そして、恋愛というリングの上ではさらに美人は優位に戦います。ゴングが鳴る前から観客どころか、自分の味方であるはずのセコンドやトレーナー、なんなら審判でさえも美人のことしか見ていません。

では、美人には永遠に勝てないのでしょうか。顔やスタイルは持って生まれた物なので、こればっかりはしょうがないのでしょうか。

そんなことありません。

 

しつこいようですが、美人はちやほやされて生きています。

言いかえると、怒られたり傷つけられることをほとんど知らずに生きています。すると、人に傷つけられ時や裏切られた時の痛みを知ることができません。結果、優しさや人への思いやりを忘れてしまう人がいます。

僕たちはちゃんと知っています。心無い言葉が持つ殺傷能力を。ふられることの痛みを。孤独の寂しさや、心がこなごなになる苦しみを。そして、それらの傷を癒すためには膨大な時間が必要なことを。

 

美人は多くの物を与えられて生きています。何か欲しい時も努力する必要がないのです。結果、外見以外の魅力を磨くことを怠る人が出てきます。

僕らは知っています。欲しいものを手に入れるためには努力が必要なことを。そして努力しても手に入らないものがたくさんあるということを。

 

もちろん努力する美人がたくさんいることも知っています。もっと美しくなろう、人間としての魅力を高めようと、歯を食いしばりながらたくさんの経験値を積む美人がたくさんいることを知っています。正直、美人に努力されたら勝てっこありません。

 

でもせめて、努力しない「かわいいだけの美人」と戦ってほしいのです。そして勝ってほしいのです。

 

先ほどから、あえて美人を引き合いに出し「勝ち負け」という言いかたをしています。恋愛は勝ち負けではないことは承知のうえです。でも幸せをつかみ取るのが「勝ち組」、諦めて孤独に生きるのが「負け組」と言うのであれば、勝つことを諦めないでほしいんです。矢のように過ぎる毎日を何となく過ごさないでほしいんです。日めくりカレンダーをめくるように季節が過ぎていってしまいます。「私なんか」と嘆き行動することを諦めないでほしいんです。あきらめた時点でバッドエンドのエンドロールが流れてしましいます。

 

ブログに恋愛のハウツーを書くとコメントやツイッターで

「こんな行動おこせるのは美女に限る」

「こいつはブスが生きる世界を知らないからこんなこと書ける」

という感想を書かれることがあります。これはちがいます。絶対にちがいます。行動は起こせるはずです。美人とは得られる結果がちがってくることは承知の上で、行動は起こせるはずです。

行動を起こすことで傷ついたり落ち込むことがあるかもしれません。でもそれすらも覚悟で行動は起こせるはずです。

 

まずは自分で自分を承認してあげられるように、何かひとつでいいので始めましょう。

チャレンジしましょう。

得られる結果が満足のいくものでなくてもいいじゃないですか。

まずは「行動に移した自分」にOKを出してあげましょう。

SNSでかわいいだけの美人が他人からの「いいね!」を集めることに夢中になっているなら、僕たちは自分自身に「いいね!」と言えるような行動を起こしましょう。

指一本で送られる他人からの「いいね!」よりも努力してつかみ取る自分への「いいね!」は僕たちを満たしてくれるはずです。

他人からの承認の何倍も満たしてくれるはずです。

次もがんばろうっていう勇気をくれるはずです。

まずは決意してほしいのです。あきらめないということを。

 

この世の中は頭のいい女、物分かりのいい女、がまん強い女ほど幸せになりにくいように仕組まれています。

 

ここで言う頭の良い女とは「こんなことしたら私らしくないし、どうせうまくいかない」と勝手に判断する人のことです。

物分かりのいい女とは「返信こない。もうダメだな。諦めよう」と行儀よくお利口さんに諦める人のことです。

がまん強い女とは、代わり映えのない毎日が過ぎていくことにがまん強くじっと耐える人のことです。

 

行儀悪く列に割り込みましょう。

閉まりかけの扉に飛び込んでやりましょう。

自分らしくないことをたくさんやりましょう。

幸せになることで、過去につけられた変なあだ名や、今までの後悔をチャラにしてやるんです。

人の目なんか気にしているひまなんかないんです。

 

平成最後の夏。

あっという間に終わります。

来年の今頃「平成最後の夏にあれやったな、これ始めたな」「平成最後の夏、がんばったから今があるんだな」って思えるように行動しましょう。

 

きっとあきらめずに行動し続ければ、一見変わり映えがないように見える毎日がすでにハッピーエンドを前提としていますから。

そういうふうにできていますから。

 

ありがとうございました

おしまい

人生最期の七日間?いや、三日でいいです

『お前が「死にたい」と言って無駄に過ごした今日は、昨日死んだ奴の一生懸命生きたかった明日なんだ』

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ネットでたまに見かける言葉です。

これを元ネタに「お前が今朝死ぬほど寝たいと願った10分は、昨晩寝る前にベッドで無駄にスマホ見て過ごした10分」などパロディがいくつか存在する言葉でもあり、見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

元ネタの出所を調べてみると韓国の小説「カシコギ」(2002年サンマーク出版)の邦訳のようで、正しくは「あなたが虚しく過ごした今日という日は、昨日死んでいったものが、あれほど生きたいと願った明日」でした。

 

僕は僕の人生を生きています。みなさんも、みなさんだけの人生を生きているはずです。

「たった一度きりの人生なんだから!」って言われても「そうだ!たった一度きりの人生!うおおぉぉ!やるぞおおおぉぉぉぉ!」ってなりません。僕がどれだけいい加減に生きようが一所懸命生きようが、僕が生きた「今日」は僕だけのものです。

僕たちの「今日」は昨日死んだ知らない誰かが生きたかった「今日」と比較されるべきではないし、比較してはいけなと考えます。

 

しかし、非常に考えさせられることがありました。

 

2018年3月9日、ひとつの詩が朝日新聞の投稿欄に掲載されました。

投稿したのは宮本英司さん(71)。

出会って52年、結婚生活45年。長年連れ添った奥さん(宮本容子さん)が2018年1月19日にガンで亡くなりました。ガンの発見から余命宣告、抗がん剤の副作用、苦しい闘病生活の中、亡くなる約一か月前に英司さんからの「家に帰ったら何がしたい?」の問いに対して容子さんが綴った詩です。

 

「七日間」

神様お願い この病室から抜け出して
七日間の元気な時間をください


一日目には台所に立って 料理をいっぱい作りたい
あなたが好きな餃子や肉味噌 カレーもシチューも冷凍しておくわ

二日目には趣味の手作り 作りかけの手織りのマフラー
ミシンも踏んでバッグやポーチ 心残りがないほどいっぱい作る

三日目にはお片付け 私の好きな古布や紅絹
どれも思いが詰まったものだけど どなたか貰ってくださいね

四日目には愛犬連れて あなたとドライブに行こう
少し寒いけど箱根がいいかな 思い出の公園手つなぎ歩く

五日目には子供や孫の 一年分の誕生会
ケーキもちゃんと11個買って プレゼントも用意しておくわ

六日目には友達集まって 憧れの女子会しましょ
お酒も少し飲みましょか そしてカラオケで十八番を歌うの

七日目にはあなたと二人きり 静かに部屋で過ごしましょ
大塚博堂のCDかけて ふたりの長いお話しましょう


神様お願い 七日間が終わったら
私はあなたに手を執られながら
静かに静かに時の来るのを待つわ
静かに静かに時の来るのを待つわ

 

僕が今同じ立場だったら何をするだろうと考えました。

病気に倒れ、当たり前だと思っていた健康的な生活を奪われ、余命宣告を受け、苦しい薬の副作用の中、確実に弱まっていく命の灯。長くはないカウントダウンの中で、神様から「病気しんどそうやな。願い、叶えたるわ。七日間やで」って言われたとき、どうやって最期の七日間を過ごすのか考えました。

 

「いや、すいません神様、せっかくなんですけど、やっぱり大丈夫です。七日間もいらないです。三日あれば十分です」が僕の出した答えです。 

 

僕には何もありませんでした。本当に何もありませんでした。

親と友達に感謝の気持ちだけ伝え、家具や家電を整理し、お金を使って、死後にかかる迷惑を最小限にして、スマホからDMMのアプリを消し、各種SNSのアカウントとこのブログを消して終わりです。

LINEの友達は300人を超えていましたが、人生最期の七日間に会いに行きたいと思う人はほんの数人しかいませんでした。300人も登録されているのに、何度見返しても数人しかいませんでした。 

もし今、不治の病で倒れ余命を宣告されるなら、不謹慎かもしれませんがやはりすぐに死にたいと思います。「七日間もいらないな、七日間も怖いな」が正直な感想です。

 

何も手元に無いのです。独身で、恋人もいなく、仕事に追われ、同じような毎日を同じように過ごし、それなりに嬉しいことや悲しいこと、楽しいことや大変なこともあります。でも、それだけでした。

亡くなった宮本容子さんは七日間で「日常」を過ごしたいと望みましたが、僕の日常は死ぬ前に改めて過ごしたいものではありませんでした。

 

毎年正月には 「今年はこれやるぞ!」って決めても、あっという間に毎日の仕事や友達との約束や女の子とのデートや家賃の支払いや歯医者の予約やLINEの返信という日常に飲み込まれ、色々なものをどこかに置き去りにしてしまうのです。

震災で亡くした親友の分まで生きるって決めたのに、こんなもんです。

僕の硬かったはずの決意は、いつだってこんなもんなのです。

 

七日間を使うにふさわしい何かを手に入れるべくもう一度、考えなければいけません。

会いたい人に会えているか、やりたいことをやれているか、立ち止まらなければなりません。 

神様から「ラスト七日間やで」と言われた時に、意味のある七日間を過ごせるように。

「七日間は長いっす。三日でいいっす。いや、本当に。大丈夫です」って言わなくてもいいように、僕は僕の生活を変えることを今度こそ決意しました。

 

僕は会社を辞めようと思います。

10年間お世話になった会社です。大好きな仲間がいる会社です。感謝しています。

でも春に過労で体調を崩したときに病院のベッドで(このまま死んでも満足かな)と考えた時、完全にNOでした。

本当にやりたいことは別にありました。チャレンジしたいことはあったのに、本当はそれを知っていながらも僕は行動に移せずにいました。 

 

この先いつか死ぬときに最大限の承認を自分に与えるために、自分を使いきって死ねるように、日常を大切なものにするために、神様に「七日間、有意義に使います」って胸張って言えるように、僕は行動します。

 

冒頭に紹介した宮本英司さん、亡くなった奥さんの宮本容子さんの本「妻が願った最期の『七日間』」(サンマーク出版)が先週発売されました。詩「七日間」が生まれた背景を夫婦の交換日記などを通して書かれています。

本の販売ページのリンクは貼りません。広告も貼りません。

僕と同じように、日常を変えなければいけないことを知っていながらも行動に移せない方、気になった方は書店でぜひご購入ください。

 

下記は朝日新聞が運営する紹介サイトです。 

withnews.jp

 

最後に、もう一つだけ。

僕はこの本を通して「今死んでも満足なのか」を考えましたが、もう一つ感じたことがあります。それは「夫婦のありかた」です。独身で彼女もいない僕は、宮本さん夫婦の日常を率直に(うらやましな)と感じました。夫婦の交換日記からは確かな「信頼関係」を感じたのです。

3組に1組が離婚する現代。離婚したいけど様々な事情から離婚していない夫婦を合わせると、たぶん世の中の半分の夫婦が離婚を考えているのではないでしょうか。

僕もさんざんこのブログで恋愛のことを書いてきました。契約結婚しようぜ、とか、マッチングアプリで出会ったこと胸張って言おうぜ、とか。でも、結婚生活のあり方については何も書けませんでした。独身だから書けることが無いのです。

僕は今、心の底から宮本さん夫婦に憧れを抱いています。

自分さえ納得できればどんな出会いでもいいし、どんな結婚でもいいと思っていますが、宮本さん夫婦からは結婚生活の「本来あるべき姿」を勉強させていただきました。結婚生活があまりうまくいっていない方にもぜひ読んでいただきたいと思います。夫婦のあり方を見直せるきっかけになるのではないかと思います。

 

 

みなさんは、人生最期の七日間をどやって過ごすのでしょうか。

 

 

ありがとうございました

おしまい

恋愛モンスター達のコミュニケーション

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怪物は僕たちの生活の中に潜んでいます。

怪物たちは僕たちと同じような服を着て、同じようなものを食べ、何食わぬ顔で僕たちと同じような生活を送っています。

生まれながらの怪物もいれば、努力して怪物になったやつもいます。

自分自身が怪物であることに気づいていないやつもいます。

多くの人たちは怪物の存在に気付いていながらも、そいつが怪物である確信を持てずにいます。

しかし、そいつらは怪物であるがゆえ、僕たちに圧倒的な差をつけてきます。幼少時代、学生生活はもちろん、社会に出てからも。そして恋愛や結婚においても圧倒的な差をつけてきます。

 

あなたの周りにこんな人いないでしょうか?

(なんであの子は私よりモテるの?そりゃ確かにかわいいかもしんないけど、それにしてもモテすぎじゃない?)という人が。

他にも

(なんであいつばっかり特別扱いされるの?)

(なんであいつのこと放っていけないの?)

(なんであいつはやること全てうまくいくの?)

という人が。

 

そいつです。

僕が言う怪物とは、そいつらのことです。

そいつらは、本当に見かけや能力なんか僕らと大差無いはずなのに、なぜか人から好かれ、助けられ、モテます。人が寄ってきて、多くの支援を受けます。結果、人生において大きな差を僕たちにつけてきます。時にその差は一生かかっても埋まらないほど大きなものになります。 

今回は、そんな怪物たちが行っているコミュニケーションについて少し書きたいと思います。

 

これさえできれば平成最後の夏にできますから、彼氏。

そういうふうにできてますから。

 

まずは「第一印象に命をかける」ということです。

 

「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。

はじめて会う人に与える印象は「言語情報7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%」で構成され、印象を決定づけるまでの時間はわずか4秒(3秒~7秒と諸説あり)しかないと定義付けた法則です。

 

分かりやすくお伝えすると、第一印象を決める要素は話す内容なんかはほとんど意識には残らず、声のトーンや大きさ、言葉使い、挨拶が約4割、表情や目線や身だしなみが5割を占めるという法則です。

もっと分かりやすく言うと、人は見た目と「はじめまして」のあいさつで9割判断するということです。そして、一説によると一度与えた第一印象を覆すには数年という長い年月がかかるといわれています。

たしかに自分の周囲にいる人を思い浮かべてみると、その人とはじめて会ったときに何の話をしたのか?なんてほとんど覚えていませんし、一度感じ取った「あの人はこんな人」という印象が覆ったことはほとんどないはずです。

 

よくドラマや映画で「第一印象は最悪なのに徐々に恋に落ちる」という設定があります。

第一印象の最悪のイケメンと出会い、再会し、様々なトラブルを乗り越えて恋に落ちていくパターンです。0点からのスタートということは、あとは加点方式で積み上げるだけなので確かにこれは恋に発展しやすいと言えます。でも実際には第一印象が最悪のイケメンとは「あいつまじ最低。二度と会わねえ。っていうか、どうやって会うかも知らねえ」となるはずです。そして実際にはそんなイケメン、なかなか自分の前には現れないことはもう知っているはずですし、そもそもそんなイケメンにはモデルの彼女います。二人くらいいます。もしくはゲイなのであなたは恋愛対象になりません。残念。

 

だから第一印象は良いにこしたことはありません。特に恋愛において第一印象は非常に重要です。

そこで使っていただきたいのが、出会って4秒で相手に好印象与える方法です。

もちろん、姿勢がいいとか、身だしなみには清潔感があるとか、そんな大前提は割愛します。これは、モテる女性の中でもごくわずかな人しかやっていないテクニックです。

 

出会って4秒で相手を落としす方法、それは

「あいさつと同時にどこか褒める」ということです。

「また褒めるのかよ。お前、ちょっと前にも『男は褒めろ』とか書いてあったじゃん。バカの一つ覚えかよ。出直してこい」  

www.zentei-happy-end.com

と思うかたもいらっしゃると思います。おっしゃる通りです。

でも、上記ブログで説明した内容は「過去から現在までを褒めることで特別感を出す」ということでした。今回は「出会って4秒以内に褒める」ということです。持久力が必要なマラソンと瞬発力が必要な100m走くらいちがいます。求められるスキルや得られる効果が違うのです。

 

多くの人は「はじめまして」では無難にあいさつを行い、季節や天気の話、仕事の話、住んでいるところの話をしているはずです。数年間続く第一印象を決める4秒に何もアクションを起こさないなんて、チャンスを逃しています。

 

では、具体的にどんな褒め方があるのでしょうか。怪物たちはどんなことをしているのでしょうか。

単純に、相手の容姿やスタイルや持ち物を見たまんま伝えるだけでいいんです。

 

「はじめまして、おしゃれですね」

「はじめまして、いい声してますね」

「はじめまして、何かいい匂いしますね」

 

たったこれだけのことです。これだけで好印象を与えることができます。多くの人がやっていそうで実はやっていないことを実行するんです。照れてはいけません。まるで天気の話をするようにあっけらかんと伝えることが大切です。

そして、重要なことははじめましてで褒めたらそのあとは一切そこには触れないということです。

例えばあなたが

「はじめまして、めっちゃ歯並びきれいですね!」

と褒めたあと、相手があなたに歯が見えるように頻繁に笑いかけてきたとします。二カッと。

 

 

 

全力で無視してください。

 

 

 

重要なことは「出会った瞬間しか褒めない」ということです。

いつまでも「髪型がおしゃれ」「綾野剛と似てる」「腕の血管にそそられる」としつこく褒めてしまっては(ははーん、こいつ、俺に気があるな。わかりやすいやつめ)と主導権を奪われてしまします。あざとさが出てしまいます。そんなかけ引きする必要はありません。

まずは出会った瞬間に褒め、しばらくは褒めない。そして「前にも一度言ったことある気がするんですけど、歯並びめっちゃきれいですよね。実は会うたびに思ってました」と時間差で褒めるのです。

 

これだけで十分こちら側に有利なかけ引きができているはずです。多くの恋愛マニュアルは男性との駆け引きを書いたものが多いですが、本当に自分に有利な駆け引きをしようとすると非常に高度なテクニックが必要で、身につけるには相当な努力が必要です。慣れていない人は手を出すのをやたほうがいいですが、これくらいの駆け引きなら大丈夫です。 

 

上級者向けには、一回けなして、褒めるという方法もあります

 

「はじめまして、変な服ですね。でもそういう服私は大好きですよ」

「はじめまして、パグと似ていますね。私はパグが世界で一番好きな動物です」

「はじめまして、尋常ではない毛深さですね。そそられます」

「はじめまして、この寒空の下でタンクトップですか?ワイルドな男性、好きです」

 

さすがにこれは難しくても 

 

「はじめまして、背が高いですね」

「はじめまして、筋肉質ですね」

「はじめまして、ネクタイがカラフルですね」

 

これだけでOK。これくらいならできそうじゃないですか?

幸運にもその人が自分でも長所だと思っているところに触れることができれば、向こう数年間良い印象を持ってもらえるはずです。

 

普段意識していないことを行うのは疲れます。はじめましての瞬間に緊張してしまうかもしれません。とっさに何も出てこないことだってあります。そこでおすすめしたいのは、駅や街ですれ違う人、目に入ったすべての人をほめてみるということです。すれ違う瞬間にその人の良いところを心の中でほめるのです。なるべく(かっこいい!)は使わず、もう少し絞った内容にすることがポイントです。はじめは(なにやってんだろ私)と思うかもしれませんが、だんだん自然にできるようになりますから。

 

しつこいようですが、大事なことなのでもう一度言います。第一印象は4秒で決まります。そして一度与えた第一印象を覆すには数年かかります。だったら、出会った瞬間に命をかけるんです。

 

そして、出会ってからのコミュニケーションで大切なことも1つ書きます。 

 

たとえば、男の人とデートをして、ご飯をごちそうになってお別れをしたとします。

多くの方がLINEやメールでお礼のメッセージを送信するはずです。

何と送りましょう?

 

「今日は忙しい中ありがとうございました!とてもおもしろかったです!連れてってもらったお店のご飯、おいしかったです!また誘ってください!明日からも仕事がんばってくださいね!」

 

多くの女性がこういったメッセージをテンプレートとして使っているはずです。

これはこれで良いと思います。絶対に悪い印象を与えることはありませんし、返信しやすいです。でも、やはり常人が作る返信メッセージです。怪物たちはこう返します。

 

「今日はごちそうさまでした!おいしいものおなかいっぱい食べれて幸せです!たくさん笑って元気になりました!明日からも仕事がんばれそうです!また誘ってもらえたらうれしいです!」

 

一見、このふたつのメッセージには大きな差がないようにも見えます。しかし、大きな差があります。

 

主語です。主語が正反対なのです。

普通の人のメッセージは主語が「あなた」なのに対して怪物のメッセージは主語が「私」なのです。

 

普通の人が

 

「今日は(●●さんが)忙しい中ありがとうございました!(●●さんの話)とてもおもしろかったです!(●●さんに)連れてってもらったご飯もおいしかったです!(●●さんさえよければ)また誘ってください!(●●さん)明日からも仕事がんばってくださいね!」

 

と、主語が「●●さん(あなた)」なのに対し怪物は

 

「今日はごちそうさまでした!(私は)おいしいものおなかいっぱい食べれて幸せです!(私は)たくさん笑って元気になりました!(私は)明日からも仕事がんばれそうです!また誘ってもらえたら(私は)うれしいです!」

と、主語が「私」なのです。

 

もう1つ、例を挙げます。 

デートの約束が男の人の仕事の都合でキャンセルされたとき、普通の人はこう返します。

「気にしないでください!お仕事がんばってくださいね!また都合がついたら誘ってください!」

「(●●さん)気にしないでください!(●●さん)お仕事がんばってくださいね!また(●●さんの)都合がついたら誘ってください!」

これでは完全に主語が「あなた」です。

 

怪物はこう返します。

「すごく楽しみにしていたのでとても残念です!お仕事忙しそうで体調崩さないか心配です!また誘ってもらえたらうれしいです!」

「(私は)すごく楽しみにしていたのでとても残念です!お仕事忙しそうで体調崩さないか(私は)心配です!(私は)また誘ってもらえたらうれしいです!」

 

主語が「あなた」と「私」の違い、分かるでしょうか。

この一見ささやかだけど、あまりにも大きな違い、分かるでしょうか。

 

これはもともと子供の教育に使われている話法でした。

子供が言うことを聞かない時、例えば散らかしてばかりの子に

「なんでそんなことするの、悪い子。言うこと聞きなさい」と叱るのではなく

「なんでそんなことするの、お母さん悲しいな。片づけてくれたら嬉しいのにな」

このように自分が人に与える影響を伝えることによって、子供が「もっとお母さんによろこんでもらいたい」という動機付けを行うわけです。

 

男性は「人に認めてもらいたい」という承認欲求が強い生き物です。同じくらい支配欲もあります。もっと認められたい、もっと影響を与えたい、できれば一人で独占したい。本能でそう願う男性を刺激するのです。ストレートに

 

「あなたの影響力によって私にこんな変化がありました。あなた、すごい」

 

というメッセージを伝えるのです。

様々なSNSが普及し、承認欲求が満たされやすい世の中になってきたと言われます。しかし、多くのSNSの主役は女性です。男性の承認欲求(ついでに独占欲、支配欲)を満たす場は案外少なく「認められたい、影響を与えたい」という欲求は高まるばかりです。だからこそ、このテクニックを使えば男性は

 

「この子にもっと影響を与えたい。この子をもっと独占したい。染めたい、俺色に」

 

と願うようになります。そういうふうにできています。

男性にメッセージを送る前に、文章を見返して主語が全部「あなた」になっていたら「私」に変えて送ってみてください。いきなり全部変える必要はありません。徐々に「あなた」の割合を減らして「私」の割程を増やしてみてください。怪物たちは「わたし」7割「あなた」3割くらいで主語を使い分けます。きっと相手からの返信も徐々に変わってくるはずです。

 

これが怪物たちの正体です。

あいつらは第一印象から優位に立ち、「私」と「あなた」を巧みに使いこなしてさまざまな人の懐に飛び込み、かわいがられ、援助を受けるのです。

こういった怪物に対して「あいつの言動は媚びている」と感じる人もいるのかもしれません。僕は全くそう思いません。確かに主語を「あなた」にするとメッセージは伝えやすいです。楽です。しかし、相手のことばっかり気遣って話している人、言い換えると無難で楽なコミュニケーションする人が多すぎます。主語を「私」にして気持ちを伝えられる人は素直に自分が感じたことを相手に伝えられる「強さ」や「素直さ」を持っています。これが一番の根本的なモテる要因です。

 

どうか身に付けてください。明日から始められるはずです。

このテクニックが身についたころ、きっとあなたも怪物と化しているはずですから。

恋愛だけじゃなく、仕事や友達などさまざまな人間関係も変わってくるはずですから。 

 

平成最後の夏に、行動を。 

 

ありがとうございました

おしまい